自ら目をえぐる虫は

花ではないものに執着して近づいてくるものはよくわかる

そういうことに自ら気がつかないものは盲目的に暴走する

なぜならそういうものは、見ようともしていないからだ

執着のあまり

それらは盲目を自ら選んでるのだろう

それらは盲目的な暗い部屋に引きこもるものだろう

他者だけでなく自らをも見ようとしないものに色など無い

絶対的、は見るのをやめたこと

執着、依存

その先には掌返しなのはずっとわかってるよ

だからそんな人たちが勝手に妄想しているものと違うと簡単に花を求めなくなる

だから僕は距離を保つのだけど

それにさえ勝手に、私は嫌われてるなど宣う

嫌う云々以前に距離を置いているのよ

そこに気がつかず不満を持っているならそれは自意識過剰よ

こちらは興味さえないのだもの

そんなもの、いちいち受け止める身にもなってみてよ

仕事じゃなくてもいちいち生きるってそんな作業せないかんのよ

いちいち虫にたかられて野に放ってやる身にもなってよ

だいぶ親切やで

本能に逆らえない虫たちよ