死神に群がるにんげんは鬼より卑しい

こそっと書くけど、

誰かが死をもって教えてくれた、という言い方はモヤっとするというか、

誰かの死はあなたや私のものでは無いし、誰かの悲しみや苦しみはその人のものでしか無い。同じ様に、自分の苦しみや悲しみ、もちろん喜びの自分のものでしか無い。

人の人生を自分の教訓にするのは、本を読むようなもので好き好きだけど、その教訓をそこからまた他者に投げかけるのはちょっとな、と個人的には思います。

もし、誰か他人の行いや人生において学ぶことがあったなら、自分の中だけで半数して感謝するなり、でいい気もする。

人の死を、自分の人生や判断の裏付けとして、他者に掲げるのは卑しく感じる。

でもそれもまた生き方か。